生活が便利になるドアクローザーのストップ機能に注目!
ドアクローザーとは、ドアが一定の速さで閉まるように、閉まる速度を調整する装置のことです。ドアの閉まる音を和らげ、指をはさむ事故を防止する役目があります。
装置の本体はドア側の上部に装着され、本体から伸びたアームがドアの枠に固定され、スプリングや油圧等の力でゆっくりドアを閉められます。
一般的には玄関ドアにのみ付いていますが、小さなお子様がいらっしゃる家庭では、家庭内のドアにも付けられたり、会社や事務所などでは、ドアの開閉音の消音のために付けられたりします。
別名、「ドアチェック」とも呼ばれています。

◆進化するドアクローザー
最近のドアクローザーの多くはドアの「ストップ機能」が付いています。
ドアクローザーを一定の位置まで開くと、ドアが固定されるので、両腕が塞がれてしまうような荷物の搬入作業などがラクに出来るようになります。
一般的にドアに付けるストッパーや、ドアと地面の間に挟むストッパーが使われがちですが、ドアクローザーのストップ機能の方が以下のような利点が期待できます。
・ドアに対する負担が少ない設計がされているため、丁番の痛み等が起こりにくい。
・ドアを直接支えているので、強風などに対しても強い。
◆便利なストップ機能!
ドアを任意の位置で止めておけるドアクローザーの「ストップ機能」は、いわゆる「昔のドア」には、あまり付いていませんでした。
ストップ機能付きのドアクローザーにすると以下のような利点が期待できます。
・両手が塞がっている時でも安心して荷物の搬入が出来ます。
事務所の裏口のドアなどに付けると有効的です。
・強風によってドアが閉まる事が無いので、指を挟む事故や、ドアに押し込まれてしまうような事故を防ぐことが出来ます。流行の手押し車を使っていらっしゃるお年寄りの方や、お買い物等で両手が塞がってしまいがちな主婦の方にオススメです。
高齢化社会が進んできている昨今、おじいさん、おばあさんのためにも、一度、ご家庭のドアクローザーの見直しをされることをオススメします。
◆扉の大きさに合ったドアクローザーを選ぼう
ドアクローザーなら何でも良いというわけではありません。
まず、ドアの大きさや重さなどから、適切に機能出来る能力を持ったドアクローザーを選ばなければなりません。
次に、ドアの設置環境もドアクローザー選びにとって重要なポイントです。一般に高層階のドアほど、力に対して対抗できるドアクローザーが必要になります。なぜならば、高層階ほど、風による影響を受けるためです。
◆工事にかかる時間はどれくらい?
一般的には30分から1時間ほどで終了します。