防犯対策 ~ 地域の防犯力、こじ破り対策、無締り
近年、犯罪は手口の凶悪化、粗暴化、短絡化が進んでいます。
また、外国人組織やグループでの役割分担を進めた組織的犯罪も増えています。
空き巣や泥棒、ひったくり等の、私たちに身近な犯罪でも同じ事が進んでいます。
例えば、バールこじ開けによるドア破壊での侵入や、ドリルを使ったドア破壊などや、
下見役、見張役、開錠役、運び役(金庫等を運ぶ)等、分業化を進め、
犯行の成功率を高めた犯罪グループなどがあります。
犯罪者は常に進化しているのです。
では、私達は、そのような犯罪から、いかにして、財産や生命を守ればよいのでしょうか?
■地域ぐるみでの防犯対策へ
空き巣や泥棒は、侵入しやすい家や地域を狙っています。
また、空き巣にとって、最もリスクの低い家は、「人気(ひとけ)が無い家」です。
彼らとて、出来れば「穏便」に事を済ませたいのです。
なので、まず、私たちは留守であっても、いかにも人が居るかのような工夫をしておきたいものです。
例えば、家、部屋の電気を点けておく(明かり)、ラジオを点けておく(音)等の対策をしましょう。
また、地域ぐるみでの防犯対策が必要です。
具体的には、いわゆる「声かけ運動」、あいさつです。
お互いに、あいさつを交わすことで、少しづつですが、
相手に興味も出てきて、自然と近隣住民の顔や雰囲気を覚える事が出来ます。
それによって、普段見ない人や不審者を見分ける事が出来る様になってくるので、
結果、「地域の防犯力アップ」に繋がり、空き巣や泥棒に狙われにくくなるのです。